春の鯛料理で夫婦円満に!愛と感謝を深める広島の占い館
春の鯛料理で夫婦円満に!愛と感謝を深める広島の占い館春の訪れと夫婦の絆を深める鯛料理手相と四柱推命の「広島占い 真我占い館」 煌田三山(写真はpeggy_marcoさん提供)春になると、夫婦の絆を感じる瞬間が訪れます。特に喘息の季節である春、心や体に不調を感じることが多いですが、夫婦の愛と支えがその辛さを和らげます。この時期、私たち夫婦も特別な思い出を持っています。おアートナーで占い師のS先生が喘息で体調を崩していたある春の日、私は新鮮な大きな鯛を見つけ、彼女へのお見舞いに買って帰りました。鯛を捌く作業は久しぶりでしたが、その過程で私たちの過去の思い出がよみがえり、鯛料理を通じてさらに夫婦の絆が深まりました。調理の最後には、二人で笑顔と感謝を分かち合い、春の風物詩である鶯の鳴き声に耳を傾けながら、幸せなひとときを過ごしました。鯛料理は、ただの食事以上の意味を持ち、夫婦の愛と感謝を再確認する素晴らしい機会となりました。上記の元の文章です。煌田三山私のパートナーは、喘息です。春は喘息が出やすいようです。木の芽時という昔からの言葉があります。木の芽が吹くころ、心や体が不調になりやすい事を意味しています。私たち夫婦にも、こんな木の芽時の思い出がございます。春大きな鯛のお見舞い春初めは喘息が出やすい。私のパートナーも、一昨日から胸がヒューヒュー音を立てていた。朝。私は、果物、野菜と買い、魚コーナーに。「おっ、鯛。でか!新鮮!」丸々として厚みがあって目がきれい。赤黒くて生き生きしてる。しかも、880円。いやいや、35センチはある。「今朝絞めで刺身用。よし!」「うん。お見舞い。」トレーを持ち上げるとずしりと重い。カートを押しながら、お菓子とスイーツを買った。家に帰ると家に帰ると、炬燵に顔を伏せていた。喘息は、横になると苦しいと言っていた。私は不安になった。「お見舞い!」と勢いよく出したかったが、「ただいま」と小さめに言って背中をさすった。S先生は、力なく笑いながら、「うん。大丈夫。酸素も脈も良いようだし。」私は、S先生の背中に耳を当てた。ヒューヒュー音がしている。布団にいた時から比べたら、薬のおかげだが、随分良くなってる。そう思うと、元気が出た。「お見舞い」と言って、炬燵の上にS先生が好きなお菓子や果物を並べた。それでも彼女は、低い元気レベル。にっこりして言った、「私の好きな物ばっかり。愛されてるのね。ありがとう。」「鯛のいいのがあったから、これもお見舞いに買って来た。」そう言いながら、キッチンへ行った。寂しかった。そっとしておくしかないのだ。次の日の朝私は愚かにもS先生が料理した鯛が食卓に出てくるのを期待していた。が、出てこなかった。以前なら、「刺身用なんだけどなあ」くらいは言っていただろう。と、「夜までには、料理しておきたかったけどできなかった。」と、笑顔のレベル3くらいでつぶやくように言った。私は、ハッとした。「(俺は、なんてやつなんだ!)」「(そうか。料理してこそお見舞いじゃないか。彼女の言葉で気が付いた。済まないと思った。これまでの事は取り戻せないが、今すぐからやろう。)」鯛料理、鯛を下ろす魚を洗い、シンクにまな板を置いた。昔の古いシンクだから、魚は端から端まである。うろこ取り器を動かす。バシバシ、バッバッと大きなうろこが寄ったり取れたり跳んだりする。煮魚はうろこが残ってると嫌だから、何度も裏返し、持ち上げ、指で確かめては、またうろこ取り器を動かす。いよいよ包丁だ。出刃包丁を出す。どうする?どこからどう切る。魚をおろすなんて実に久しぶりだ。忘れている。そうだ!ワタを出す。腹びれと腹びれの間を縦に切ろうとする。固い。ジョリジョリ、ジョリと何度も繰り返す。昔、彼女に習って魚をおろした記憶と感覚がよみがえり始める。「よし!」包丁がずれて手を切ったりしないように、力を込めながらも用心深く、ぐいっ。「白いんだ。そうだった。綺麗。」そう思った。腹の切り口が開いて、締め血抜きが完璧で汚れの無いワタが見えた。「(残酷ではない。神なのだ。だから、感謝。すべてに感謝。)」心に訴えながら、手を動かした。魚をさばく記憶は蘇った。が、現実の手さばきは歳のせいもあってぎこちない。魚の頭を落とす。と言ってもでかい鯛の骨は固い。固いから、骨と骨の継ぎ目を捜す。そこが切りやすい。これがまた、感覚と手さばきが連動しない。ゴジョゴジョとやる。すーっとできない。ふうー。それから、流水にして手の滑りに気を付けながら洗う。で、「忘れてた!換気扇を回さなきゃ」と手を洗った。家の外外は、三月の戻り寒。梅が風に散る。スイセン咲いて黄色く揺れていた。いや、緑の細長い葉が守るように揺れている。この休憩が良い。若い頃は、何でも一気にやったものだ。回復を願い思う先生はいつの間にか眠っていた。「暖房が効いたらしい。」起こさないように、首元の毛布を整えた。「この場面の先には、いつもの笑いがある。」そう強く言い聞かせて台所へ戻る。しばらく休憩してしっぽの方の皮と背骨の間に包丁を通す。じょりじょり。左手で、しっぽを持って、右手の包丁を付き通したまま、半身を切り離す。骨に当たる包丁の感覚がよみがえった。切り離した身の切り口は、やはりためらいながらやり直したと分かる。が、上々の出来。皮をはげば刺身になる。もう片方もやれば、三枚おろしになる。が、ここまでにして冷蔵庫に納めた。「先生、どうするう?」と居間のS先生に聞く。「もうちょっと寝るぅ」甘えてる。男としては、彼女の笑いや甘えが嬉しい。素のままの感情と振る舞いと表情が、嬉しい。何より、良くなってる!「よっしゃ、蒸し焼き。いい?」「お任せぇ!」とさっきより強い声が返って来た。「刺身はどこへ行った? アニサキスだもんね。」ひとり言。骨が付いた方の身に塩を振る。頭は固くて兜割りにできなかったので、そのまま塩を振った。フライパンに置いて蓋をする。レンジ点火。弱火30分。蓋を取る。湯気がばあーと顔に当たる。うまそうな鯛の香り。「出来たー!」ふたりカタコトカタコト、食卓を整える。並んでテーブルに座るのも嬉しい。「レモン?ユズ?」「このまま」「醤油?」「うん、醤油、ちょっと」「よっしゃ、ほんのちょっとね。あっ!」(笑)「(ぜーんぶやって、そして、嫌がられないことをもっとやって、さらに片付けも綺麗に綺麗にして、それがお見舞いなんだ。)」「(静かに優しい気持ちでいることも、お見舞いなんだ。)」「おいしーい。うふふ」「治ってる!」「だって、息が出来たら、良いんだもん。」「そうか。良かった。」「うふふ」私は、彼女の背中に回って耳を当てた。すると彼女は面白がって、息をしないで息をした振り。「おいおい。完全回復じゃ。ヒューヒューしてない。あれ?息しとらんじゃろ(笑)」「あはは、あはは」「やられたあ。あはは、先生にはにはかなわんなあ。(笑)」「お互い、元気でいましょうね。」「そうそう。歩けるようになったら、外を歩こうなあ。」「うん。桜も見たい。」「俺もだよ」彼女は、蒸し鯛をもぐもぐ。「ああ、美味しい。あなた、ありがとう。全部やってもらったね。」「おっ、その言い方!」あはは、うふふ。涙をこらえるために、二人で上を見て笑ってた。鶯先生「あっ、鶯。」耳を澄ますと、しばらくしてまた鳴いた。先生「ね、鶯でしょう。」「ありゃ、他に何も作らんかったねえ。」と言おうと思った矢先だったので、「本当だ。鶯だ。縁起がいい」頷いた。そして、ゆっくり「鯛の蒸し焼きを、二人で食べているんだなあ。」そう思ったのでした。※あれから、15年経ちました。良い先生(内科医師)に出会い、医療と生活管理がマッチしました。食べ物や精神(マインド)充実を、二人で思考と行動しました。おかげさまで、今では、喘息予防吸入だけで、喘息発作は起きなくなりました。「鯛が食べたい」と言えば、「あははそうかそうか」笑って料理します。「美味しい」「うん、美味しい」と幸せを分かち合います。占いと人生相談なら、広島占い「真我占い館」へ!手相と四柱推命の「広島占い 真我占い館 」広島県三原市中之町4丁目19の26琉球四柱推命運命上級鑑定士 丹花咲多子の元気が出る占いです。[広島占いのお問い合せや、お申し込みはお気軽に!]お気軽にどうぞ。 080-5758-2084占い教室もございます。広島四柱推命占い教室 真我占い館〈夫婦カウンセリング〉結婚前、結婚後、離婚前、幸せ中、同棲中、希望のない二人中、セックスレス、仮面夫婦などなど。離婚後の次に備えた波動作りなどなどのご相談もどうぞ。広島、東広島、尾道、福山で当たる占いなら、琉球四柱推命の真我占い館(三原市)へ!
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